2019-2020スキー試乗 整地モデル まとめ

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センター幅79mm以下モデルの試乗感触を分類。
メーカー提示のヒエラルキーも、ショップ店員の説明も、分かりにくいので、自分で試してみた結果です。
試乗モデルを選ぶときに、チャートをタテに検討すると、効率的に自分に合った板と出会えると思います。

1:軽快 コンパクト
イメージは、自然吸気ノンターボの軽自動車。
軽量・軽快が最優先と感じたモデル。
太さが範囲外ですが、ツアースキーの登り板も同じ感触です。
対象は、小柄で体重が軽く、筋力がないスキーヤー。
各社軽量モデルのリリースが増えているが、メタボなので試乗を回避しています。

2:ミニバン
イメージは、使い勝手のいいミニバン。
センター幅75mm前後で、軽量なモデルです。
振り回しやすさやラクが最優先と感じたモデル。
対象は、レンタル卒業して、1シーズンの滑走日数が5日以上に増えてきたレジャースキーヤー向けのモデルが多いですが、競技や技術などを突き詰めたスキーヤーが、気分も滑りも緩めてルーズに滑るモデルもありました。
どんな操作でも気持ち良く滑れるので、板としては優秀なモデルが多い。
なので、操作を覚えるバッジ検定2級以上を目指すスキーヤーには向かないと思う。

3:セダン
イメージは、走りの均整がとれたセダン。
街中を40km/h程度で走行しているときは、ミニバンもセダンも違いはあまり感じませんが、速度が上がったり、ワインディングロードで素早い切り替えで、差が出てくる。
センター幅72mm以下で、軽快な操作性と、滑走性が優先されているモデル。
対象は、2級・1級の上級スキーヤー。
正しい操作をすると、気持ちいい反応を返してくれる素直なモデル。

4:スポーツカー
イメージは、セダンよりも速度域が高く、レスポンスも素早く、扱うにはパワーやテクニックが必要なスポーツカー。
ナンバーがついて公道が走れる。すなわちゲレンデ滑走向けの高速モデル。
対象は、プライズレベルのエキスパートスキーヤー。

5:レーシングカー
イメージは、サーキットでタイムを削る競技車両。速度域はスポーツカーよりも高い。スキーでも硫安が撒かれたサーキットのような特別なコンディションにてタイムを削るための板。
試乗の感想は、ナンバーの付いていないレーシングカーを公道で使いやすいか、という本来の目的と異なった用途でのインプレッション。なので、本来のタイムを削る性能については語れない。
様々なものがそぎ落とされて、ダイレクト感が持ち味。逆に過敏と感じる時もある。


試乗は一日で10台ぐらいしか乗れません。
チャートをタテに試すのが相性を探るのにも、メーカー間・モデル間を比較するにも、価格を考慮するにも、効率的です。そして、ハッキリと相性の良し悪しを感じられます。
しかし、滑り仲間を試乗会に連れて行くと、比較検討できないモデルを乗ってしまうことが多いです。
まぁ、その非効率さも愉しんでしまえばいいだけなんですがね…。


2:ミニバン総括
オーグメントAM77、フレックス強度はスポーツカー並みですが、レーサーが気分もレスポンスもちょっと緩めて滑りたい気分は、このポジションだと思います。
ブルーモリスのB-Potion、コブ用の振り回しやすさ、リィズム的エッジグリップで、ラク系とはちょいと違います。
レンタル卒業で初めて自分のスキーを手に入れる時に一般的には、量販店のセットスキー、1:コンパクトのグループを手に入れてしまいます。一見安いように感じますが、そんなに安くないです。
セットスキーは不必要な恐怖心を感じることが多く、スキー自体を嫌いになってしまうリスクが高いです。
せめて、2:ミニバンのこのグループのモデルを手に入れると、恐怖心を感じることが少なく、スキーが愉しく、気持ち良く、もっとしたい気持ちが沸いてくると思います。
スキー人口の衰退の一因として、そんなにスキーの気持ち良さを感じられない状況をスキー板自体が生み出していると思うので、レンタルが全てこのグループになれば、スキーを好きになる人が増えると思います。
コストが抑えめでお勧めできる滑走性能を持っているのは、K2のチャージャーシリーズ。

3:セダン総括
レンタル卒業で初めて自分のスキーを手に入れる時でも、扱えるならばこのグループのモデルがお勧めです。
試乗せずにお店だけで購入モデルを決めると、気合を入れて、時間もお金も手間も掛けて、2:ミニバンのグループになりますよね、普通…。その普通を変えたい。
このチャートのモデルならばどれでもいい。試乗して相性のあうモデルを見つけて欲しい。
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正直、ミニバンのグループよりも性能が上で安いものと出会えることもあるけど、試乗していないと決められないですよね。

4:スポーツカー総括
ブルーモリスG-Positionが良くて、完成度の高さに驚きました。オガサカTC-MSの対抗馬になる完成度でした。
オーグメントのSCとSLを初体験、芯材の中身が詰まった感触で好みでした。本気レーサーに主軸が置かれているブランドですが、10段階フレックスを柔らかく設定すれば扱えるような気がしている。
ディナスターのスピードマスターSLも欲しいぃ一台。
このグループのモデルを選ぶスキーヤーは、一家言を持っているし、自分で選べます。
熱量も高く、コストよりも乗り味や滑走性重視の傾向なので、メーカーもコストを掛けられますので、いい板ばかりです。





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この記事へのコメント

ナンバーワン
2020年05月06日 21:35
はじめまして。stockli SLのセカンドを試乗でブログにたどり着きました。高過ぎて買えません涙、一番似た板はどれでしょう?2級はクリアしてます
skibum
2020年05月07日 03:49
似たモデルはありませんよ。だから試乗して感触を味わってしまうと高価でも魅了されて手に入れるんです。
まったくブログの内容を読み取っていませんね。
あと、ここは無料よろず相談室ではありませんので…。

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  • skier 2020 GEAR CHOICE

    Excerpt: ヤマケイから発刊されましたぁ カタログ総括雑誌ですね。 試乗や試用のインプレッション記事はない。 Weblog: skibum fancy スキーバムファンシー racked: 2019-06-08 23:06